はなのあ流儀

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ショップジャパン「ここひえ」パーソナルクーラーのレビューに低評価が続出している5つのポイント

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最近、テレビショッピングの番組でとても気になる商品をみつけました。

ショップジャパンのパーソナルクーラー「ここひえ」です。

水の気化熱を使った携帯扇風機のようなものなのですが、室温より13℃も低い冷風がでてきて、クーラー(エアコン)の電気代より95%も安く使えるというのです。

エアコンを使うには電気代が心配ですし、さすがに扇風機だけでは、つらくなってきている私ですから、思わず買ってしまいそうになりました。

ところが、詳しく調べてみると、購入した方からのレビューや評価はさまざま。むしろ、後悔している方の声が目立ったのです。

今回は、パーソナルクーラー「ここひえ」のレビューに低評価が続出している5つのポイントを紹介します。

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「ここひえ」のここがスゴイ!

パーソナルクーラー「ここひえ」は、持ち運びや移動がらくらくできる卓上扇風機のようなものです。

しかも、超小電力で動きますから、スマホなどのモバイルバッテリーでも使うことができるというのですね。(消費電力は5Wだそうです。)

冷却方式は、水を吸わせたフィルターに風を当てて、冷風を作り出すという仕組みになっています。それだけで、室温より13℃も低い冷風が作り出せるというのです。

サイズは幅168×高173×奥行き173mm。重さは約1kg。

クーラーの設置されていない場所、キッチン、洗面所、寝室などでも、自分の周りを涼しくできる快適さを持ち運べるというのが大きなメリットだと思います。

「ここひえ」を開封した喜びの声の動画がありましたので下に掲載しておきますね。


電気代95%節約パーソナルクーラー「ここひえ」レビュー

「ここひえ」には低評価も続出している!

メリットや喜びの声、テレビショッピングの番組を見ているだけだと、ものすごく便利で良い商品と感じてしまいます。

ですが、そんなにうまい話ばかりがあるはずありませんよね。

スマホの広告も然りですが、こういうのは実際に使ってみた方の低評価レビューにも注目する価値があると思っています。

調べてみると「ここひえ」のレビューには低評価が続出している5つのポイントがありました!

1.冷風に感じない

これは絶対に見逃せないポイントですよね。

だって、パーソナルクーラーだといるのですから、冷風に期待して購入する方が多いに決まっています。

ですが「冷風がでない」「冷風に感じない」という声が意外にも多いのです。

まず、起動してから2分くらいは冷風がでません。涼風が吹き出すまでには時間がかかるのですね。

さらに困ったことがあるのです。

使用環境によっては、室温より13度低い風なんて出せないという事実が判明しました。

冷風効果が最大限に発揮されるのは、室温が30度以下の場合だというのです。汗

これはとても残念!だって、わたしの部屋なんて、ガッツリ西日が射し込みますから、午後から夕方にかけては、ざらに30度以上、下手をすれば35度以上になることが多いです。

夜間も30度以上あることが多いですから、これでは使用環境で効果を感じられないことになりますよね。ただの扇風機になってしまいます。

2.送風が弱い

これは扇風機でもあることですよね。

「弱」の設定では、風が出ているのかすらわからないような、優しい送風になっている機種も多いものです。

「ここひえ」は本当に自分のすぐ側に置いて使うなら、よいのかもしれませんが、卓上に置いて使うにしても「強」の設定で風を感じるという方が多いようです。

これは、わたしの経験なのですが、パソコンのUSBにつないで使う卓上扇風機も、強風にしないと風を感じられないようなものがあります。

小電力での送風機ですから、ここひえにも似たようなことが言えるのではないかと思います。

3.ファンがうるさい!

これは、とにかく多くの声が集まっています。

「弱風ならば気にならない程度、中風だとPCファンの音くらい、強風だと話声が聞き取りにくい」というレベルのファンの音がするというのです。

ここひえは低騒音設計になっているというのも、売りのひとつなのですが、実際に使ってみた方の感想って、とってもシビアなものです。

例えば、部屋の中でつかうサーキュレーターなどでも、かなり音がするものってありますよね。家電製品の稼働音って、結構気になりますし、見逃せないポイントだと思っています。


パーソナルクーラー「ここひえ」を買ってみた

4.水びたしになる!

「ここひえ」のレビューで見逃せないのが「水がこぼれる」「水びたしになる」という点です。

普通に平面で使っている場合は大丈夫なのですが、持ち運びの際や、ちょっと本体が傾いたりすると、水がこぼれてしまうそうです。

これは、給水タンクの問題ではなくて、フィルタが水を吸いあげるための受け皿が、とても浅い設計になっているためです。

雰囲気としては、広げて使う紙タイプの加湿器ってありますよね。あれが本体の中に入ったような構造になっています。

「持ち運びができる」というのがメリットのひとつのはずなのに、水がこぼれてしまうのは頂けませんね。汗

それと、車の後部座席用に購入した方もいたようですが、これも同様の理由で使用に耐えなかったそうです。

5.取っ手がない

ここひえは、持ち運びがラクラクだといっているのに、取っ手がついていません。

ですから、本体を抱きかかえるように運ぶことになります。

家電製品の持ち手って、本当に大事なものですよね。最初は「別になくてもよい」と感じていても、生活の中に溶け込むとそうはいきません。

結果的に不便に感じることの方が多くなるはずです。だって、携帯できること、持ち運べることがメリットなのですから。

消費電力には疑問

ここひえは、エアコンを使った場合との比較として「電気代95%カット」がキャッチコピーになっています。

ですが、そもそも卓上扇風機とエアコンを比較するのはナンセンスな気がするんですよね。

パーソナルクーラーといっても、顔の周りくらいしか涼しくならないという製品と、部屋全体を涼しくしてくれるエアコンでは土俵が違うように感じるのです。

スマホなどの広告でも同じことがいえますが、パッとみたとき、聞いたときの印象はとても感触がよいですよね。

ところが、よくよく冷静に考えてみると「あれ?」と感じることもあるものです。

結論:購入は見送り!

思わず購入を検討してしまった「ここひえ」ですが、購入を見送ることにしました。

たしかに、とても便利そうな商品ですし、もっと大きなサイズの冷風機を電気屋さんで体験したときの感動と重ねると、欲しくなってしまいます。

ですが、購入者の声に耳を傾けると、どうも、よいことばかりではなさそうです。

レビューが100%というわけではありませんが、通販を利用するときには、レビューや評価に注目してみるも、ひとつの判断材料になると思いました。

テレビショッピングって、ものすごく訴求力にあふれていますから、衝動買いには要注意ですね。笑

今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。

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