オール電化の電気料金は生活費の中でも重要なポイントですよね。
中でも油断ならぬのが、電気湯沸器(電気給湯器)です。わたしは、冬場の夜間の消費電力量が異常に大きくなっていることが、とても気になっていました。
そこで、さっそく給湯器のメーカーに問い合わせの電話をしてみたのですね。
すると、わたしがまったく想定していなかった回答が返ってきてしまい、わたしは納得せざるを得なかったのです。
今回は、電気湯沸器や給湯器の電気料金はいくらなのか?メーカーなどに問い合わせた結果についてお話します。
これは、わたしのブログの中でも永久保存版になると思います。
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オール電化は料金プランで夜間がお得になる。
オール電化の物件は、家の中のあらゆる設備が電気のみで賄うようになっています。
わたしの借りているアパートは、最初から電気プランが「夜間の電力消費に関しては料金が割安になる」というものに設定されていました。
つい先日のブログ記事の中で「夜間の電気消費量に納得がいかない」ということをお話しましたよね。
いくら割安になるといっても、わたしにはどうにもできない部分で、大量に電気が消費されていることに納得ができなかったんです。
ですが、今回の調査結果で、その大きな要因は電気湯沸器であることが判明しました。
さぁ、メーカーへの問い合わせの結果はどうなたのでしょうか?
メーカーに電気消費量について問い合わせてみた。
わたしの部屋についている電気湯沸器は、コロナのUWH-3714N2Uという機種です。
コロナの電話サポート窓口へ問い合わせた結果、営業所の方から折り返しの電話で話をすることになりました。
まず、電気消費量が大きくなっている原因としては2つの事柄があげられました。
- 生活の中で電気使用量が大きく変わるようなものを使っているのではないか?
- お湯を大量に使っているのではないか?
わっはっは。そうくると思っておったわい。笑(今日のオレは負けへんで)
エアコンの使用は一切なし。電気ストーブも使用なし。水道の使用量は通年でほぼ変化なし!
さぁ、どうだと踏み込んだのですが、これが全力の空振りになってしまったのです。
コロナさんは、冷静に語ってきました。
それであれば、お客様の電気湯沸器に関しては異常なしだと思われます。想定の範囲内の正常な電気消費量です。
冬は貯湯タンクに水を足すときに、水温が低いですから、お湯を沸かすのにもエネルギーが必要になります。
そうか!外気が冷たいから、熱が逃げやすくて保温に電気消費しているわけでもないのか~。注ぎ足しされる水が冷たいから沸かすのに時間がかかるってことなのですね。
それにしても、夏場の倍の消費量があるということに納得がいかず、食い下がってみました。
「電気湯沸器の電気使用量はどのくらいを想定していらっしゃるのですか?」と。
すると、次のように回答が返ってきました。これが、わたしの常識を覆す結果になるのですね。
1日の中で6時間稼働すると想定しています。
1時間の消費電力は4.4kw。6時間で26.4kwです。これで1ヶ月となれば30日分で計算してください。(26.4kw × 30日 = 792kw)
お客様のケースでは、仮に夜間の電気消費量の100%が電気湯沸器に使われたとして計算してみます。ひと月を30日として日割りにします。
2018年8月(夜間 173kw)
173 ÷ 30 ÷ 4.4 = 約1.3時間の稼働
2019年1月(夜間 351kw)
351 ÷ 30 ÷ 4.4 =約2.6時間の稼働
2018年1月(夜間 415kw)
415 ÷ 30 ÷ 4.4 =約3.1時間の稼働
お客様の場合は、そもそも一般的なご家庭の使用よりも、かなり利用が少ないと思いますが・・・。
え。そうなの? じゃあ節約できているってことなの?汗
実は、先日の記事へのコメントにもびっくりしたのです。「かなり抑えていますよね」「節約できていますね」というような声もありましたが、ピンとこなかったんです。
わたしは、自分の電気使用量のことを友だちに話すと「何につかっているの?!」「無駄遣いしすぎじゃない?」「一人暮らしなら絶対にそうはならない!」と、とても厳しい意見をうけていたのですね。汗
オール電化にビビッて、勝手のわからなさを周囲に相談していたので、返ってくる意見は正しいものだと思い込んでいたんです。
結論として「電気湯沸器は問題なし。消費量は普通より少ない」ということで、電話を終えることになりました。
電気湯沸器の電気料金を計算してみた。
さぁ。電気湯沸器についてのメーカー問い合わせと、手元の電力会社からの請求書をもとに、電気湯沸器の1ヶ月の電気料金を計算してみました。
わたしの電気料金プランは、東北電力の「よりそう+ナイト8」です。
計算方法は、わたしの夜間の使用電力の100%が電気湯沸器に使われたとしての金額になります。
計算結果は、基本料金込みの額になります。(※基本料金は約1,922円)
2018年8月(夜間 173kw)4,376円
2019年1月(夜間 351kw)6,902円
2018年1月(夜間 415kw)7,810円
ざっくり見ると、わたしの場合の事例では、月に4,500円~6,000円が目安になりそうです。
ここで判明しました!わたしの友人たちが言っていた一人暮らしの電気料金の額は、わたしの場合、電気湯沸器の分を差っ引いた額とほぼ一致しています。
非常識な生活をしているのかと、ハラハラ、ヒヤヒヤしていましたが、どうやらそうでもなさそうです。汗
そうそう。電気湯沸器の稼働は、日常的なお湯の使用量にもよっても違いがでてくると思います。
わたしは毎日、シャワーを浴びて、月に数回湯舟につかる生活です。あとは洗い物でお湯を使う程度なんですよね。この条件での試算になっています。
これから、新生活や一人暮らしをはじめる方にとっては、1つの目安になると思いますので参考にしてみてくださいね。
ということで、今回は、電気湯沸器の電気料金についてお話しました。
一人くらしをしていると、いくつになっても怖いのが請求書です。
今回は、これまで「何でこの額なの?」と思ったことがきっかけで、問い合わせをしたのですが、とてもスッキリしましたし、勉強になりました。
不明な点は聞いてみるに限りますね。笑
今回の記事がみなさんのお役に立てば幸いです。
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