はなのあ流儀

丁寧な暮らしを目指しています。生活の知恵やライフスタイルについてつづります。

留守中に事故寸前!壊れた電気ポットを平気で使う母が招いた3つのミス。

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とても悪い夢を見ました。以前にも同じ夢を見たことがあり、何だか胸騒ぎがしたのです。

何故かその日は、仕事がまったく入らない一日でしたから、実家に顔を出してみると留守。

とりあえず、中に入ってみると聞いたことのない音と異常な蒸気に気づきました。

今回は、留守中に事故寸前!壊れた電気ポットを平気で使う母が招いた3つのミスについてお話したいと思います。

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原因は電気ポットだった

両親の留守中、危うく事故や家事を起こしそうになった原因は電気ポット(電動ポット)です。

週に1回、少なくとも2週間に1回は実家に顔を出すようにしていたのですが、ポットが壊れていることには全然気づきませんでした。

ポットはキッチンにあるのですが、その日はリビングに入った瞬間に異変に気付きました。

まずは異音です。

湯沸かし中の音にしては大きすぎるし、いつも聞いていた音よりも激しく感じました。さらに、少しだけ何かが唸るような音が混じっていたのですね。

とても違和感を覚えて、音のするキッチンへ向かうと、ポットのフタが半開きのままお湯が煮立っていたのです。汗

湯気が異常に漏れ出していましたし、プラグを抜いて中を確認すると、お湯の量がとても少なくなっていました。

以前に、わたしは電気ケトルで危険な体験をしていますが、それと似た状況です。

これは絶対に母を注意しないといけないと思い、ある準備をして叱ることにしました。

母が招いた3つのミス

わたしの母は非常にケチ臭い性分だと思っています。

もちろん、節約は大事だと思いますし、それで4人の子供を育ててくれたのですから感謝もしています。

ですが「もったいない」「まだ使える」の精神が、時と場合によっては悪く働いていると思うのです。

母の言い分としては「お湯は沸くし、保温も効く。ちゃんと出る」というのですが、わたしには、とても容認できる内容ではなありませんでした。

1.危険に気づいていない

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そもそもの原因になった電気ポット。

どこが壊れているのかというと「フタがきちんと閉まらない」という点です。

いつもならカチっと閉まるはずなのですが、ロックの部分は見るからにオカシイことになっています。汗

フタがきちんと閉まらないので、圧がかからないのか、お湯の出方がすごく悪いです。スカスカな感触にブベベと音を立てて少量出る感じ。出方も一定じゃありません。

電動ポットには熱湯が入っています。

出方が一定でないのも危険だし、万が一、ポットが倒れたら熱湯をかぶることになるかもしれません。

「これから、弟のところに産まれた赤ちゃんが遊びに来るだろうし、こんな危険な状況では孫を迎えられないよ!」

孫の話になると、ガンコな母にも響くものはあるようです。笑

2.自分が壊したと思われたくない

私の母は家の事の多くを、何でも自分で仕切ってきました。

誰かが何かを壊した知れば、手を付けられないほどのヒステリックを起こします。

経年劣化で壊れたものでも、最後に触った人を「犯人」のように仕立てあげて、壊した者に修繕費を払わせるようなことは日常茶飯事でした。

今回の電気ポットの件でいえば、確実に最後に触ったのは母です。フタの開閉は、給水を含め、母以外に誰もしないから。笑

ここで困るのは、自分のミスを認めない(受け入れられない)という点です。これが厄介です。

だから、自分が引き起こしたことについては沈黙を貫きます。そして「壊れていない」というのですから、それこそ無茶がありますよね。笑

「全然気づかなかったけど、いつからあの状態になっているの?すごく使いづらいでしょ?」と母に話かけてみました。

すると「2週間前くらいかな?どうせ使う人なんて〇〇くらいだし、わたしは使わなくても困らない」なんて始末。(お得意の論点すりかえ戦法です)

あきらかに、自分で壊したことを自覚している証拠です。

正直に事実を話してくれれば、誰も母を責めたりしません。それに壊そうと思って壊したのでなければ、仕方ないこともありますし。

「自分のせいにされる」ことを恐れて、家電が壊れたこと、危険があるかもしれないことを、きちんと話してくれなかったことが残念でなりません。

3.「もったいない」が無駄

わたしがポットの状況を目の当たりにしたときには、確かに沸騰はしていました。

ですが、いつまで沸騰し続けるのか不安になりましたし、第一、フタが半開きなら保温するにも温度が保てないと思うんですよね。

そうなると、また短い保温時間の後に自動的に再沸騰するのではないかと思うのです。これが頻繁に起こるようになれば、無駄な電気を喰うことになりますよね。

それと、万が一、空焚きになったり、火を噴いたりしたら怖いですし。汗

ですが、私の母の頭の中は「新しいポットを買うにはお金がかかる。(自分で払うのは)勿体ない」で埋め尽くされています。

母の思考パターンは、わたしも嫌気がさすほどよ~く知っています。ですが、こういう勿体ない精神が一番ムダだと思います。

それに、母はお金の話になるとピリピリしだして、父に八つ当たりのような暴言を吐くことも知っていますから、ここはひと肌脱ぐことにしました。

気づかなくてごめん作戦

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わたしは壊れた電気ポットで事故が起こるのも嫌ですし、万が一、家事になったりすれば大ごとです!

それに、こんな小さなことで険悪な空気になるのはもっと嫌なので、ひと肌脱ぐことにしました。

「ちょくちょく来ていたのに、全然気づかなくてごめんね。ポットが使えないと不便でしょう?」

何も知らなかったことにして、新しい電動ポットをプレゼントすることにしたのです。

壊れたポットの使用を何としても阻止するためならば「これはきっと生きたお金の使い方になる」と信じることにしました。(さよなら、諭吉さん・・・涙)

電動ポットのことは全然わかりませんが、タイガーの電動ポットです。これなら、メーカーの名前もわかるだろうし、母も喜ぶかと思ってw

お湯も沸くし、保温もできるし、残量も見えますから、きっとこれで十分!

そうしたら、何故か父から「ありがとうな~♪」とにこやかにお礼の言葉をもらいました。なぜ、父が・・・?!(ちなみに母からはお礼の言葉は一切なしでした。涙)

ということで、今回は電気ポット(電動ポット)についてお話しました。

家電製品は頻繁に買い替えるものではありませんよね。

ですが「動くから」「まだ使えるから」と、本来の安全な状態でないままの使用は危険だと思いました。

たまたま、わたしが留守中の実家を訪れたことで、事故が起こる前に気づくことができたのが幸い。定期的に実家に顔を出すことって大事だなぁと思いました。

最近は、わたしの家の近所、実家の近所でも火事が立て続けに起こっているので、こういう些細なことから、防災に努めることも大事なんですよね。きっと。

今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。

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