一人暮らしの自炊で困るのは「食材を使いきれない」という点です。
自炊は経済的、節約にも効果ありといわれていますが、いざ挑戦してみると意外と難しいことがわかります。
そこで、よくアドバイス頂くのが「冷凍しておく」という方法です。
「そうだ!そうだ!冷凍して置けばいいんだ!」と単純に考えてしまったのが、私の大失敗のはじまりでした。
今回は、野菜やお肉を何でも冷凍してはいけないと失敗から学んだ3つのことについてお話します。
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野菜や肉類は確かに冷凍できる
野菜やお肉は確かに冷凍することができます。
ですが、最初は「冷凍する」といっても、丸ごとそのまま冷凍庫に放り込んでよいのか、切ってから冷凍するのかで迷いました。
人によっても方法は違うと思いますが、わたしは「解凍したときに、すぐに使えるように冷凍する」のが便利でよいのではないかと思っています。
ですから、わたしはカットしてから、小分けにして冷凍しています。
冷凍のカット野菜なんかも店頭にならんでいますし、調理のときにパパっと投入できるのも楽ちんで良いです。
ところが、どんな食材でも冷凍に適しているわけではありません。汗
わたしは何も知らずに冷凍して大失敗したものが3つあるんです。
1.葉物野菜は冷凍に向かない
野菜の中でも絶対的に気をつけたいのは葉物野菜です。
とくにホウレンソウなどの柔らかい葉っぱは、そのままの冷凍は危険です。
冷凍している間もバラバラになりやすいですし、解凍したときにはデロデロになってしまうんですよね。涙
キャベツや白菜などは、解凍するとクタクタな感じになります。そのまま煮たり、炒めたりするのであれば使えなくないのですが、人によっては好みが別れると思います。
後から知ったのですが「葉物野菜は茹でてから保存する」のがセオリーなようです。
2.大根の冷凍は最悪!
いまでも思い出しただけで気持ち悪くなるのが大根です。
一人暮らしでは、大根1本を使い切るのは、本当に大変なんですよね。
わたしは、おでんのシーズンに使いきれない分を冷凍保存してみました。もちろん、切っただけで、それぞれをラップで包んで冷凍室でGoです。
凍った状態はよかったのですが、解凍したときに地獄をみました。汗
一度冷凍した大根を解凍すると「100%腐っているんじゃない!?」と思えるほど、異様な状態になります。
水分がにじみ出るような感じになり、食感はシャキシャキではありません。ぐにゃっとして、ものすごく気持ち悪いのですね。わたしはとても食べられませんでした。
大根などの水分豊富な野菜は冷凍には向かないのだと思います。
3.お肉のタッパー保存は危ない
今思い出しても「馬鹿だった」と反省してしまうのが、鶏むね肉の冷凍です。
最初は1回分の重さを計って、ラップで包むようなことをしていました。それが正解だったのです。
ところが、その作業を面倒だと感じてしまった私は、大きなタッパーにむね肉6枚をまとめて冷凍してしまったのです。
これが大間違い!大惨事になりました。汗
タッパーでまとめて冷凍したお肉は、すべてが1個のカタマリになってしまい、1枚1枚をはがすことが出来なくなってしまったのです。
電子レンジで解凍しようにも、解凍する前に外側の肉に火が通ってしまうし、中はカッチカチだし・・・どうにもならなくなってしまいました。
お湯をかけたりしながら、何とかすべてを分離できるまで解凍し、一度で大量消費に挑むことになったのです。
3日くらいかかって消費しましたが、一人暮らしでは協力者がいませんから、鶏肉地獄に苦しむことになりました。
お肉などの冷凍保存は、やっぱりセオリーどおり、次に使うことを考えた個別冷凍がベストです。
冷凍保存も基本が大事。
冷凍しておけばよいと簡単にいうものの、やっぱり先人の知恵は必要だと思いました。
自分なりにチャレンジするのもよいと思いますが、初めてだからこそ、一度は基本ルールに乗ってみるということが大事ななんですよね。笑
面倒に感じることも多いですが、毎日のことですから、こういうことも楽しみながら勉強していきたいと思いました。
みなさんは「冷凍して失敗した」という経験はありますか?よかったら教えてくださいね。
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです^^
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