昨日、わたしにとって5本の指に入るくらいの大仕事が終わりました。
本当に大変な思いをした数か月。乗り切れただけでも自分をほめてあげたいと感じています。
ところが、「今日で終わりだ~!」とわかった瞬間、わたしの中のスイッチが全てオフになってしまい、崩れるようにベッドに傾れ込んでしまったのです。
少し眠ることができたのですが、原因不明の熱と体調不良でグロッキー。
「どっと疲れが出たのかな?」なんて思っていたのですが、調べてみるとコレって身体からのSOSだということがわかりました。
今回は、侮れない「どっと出る疲れ」についてお話します。
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心底、燃え尽きました。
昨日、事柄としては終えることができた大仕事。これは本当に大変でした。
気付いてみると、わたしは今の仕事をはじめて15年以上になります。
お世辞にも順風満帆とはいえませんし、毎日が苦労と悩みの連続。イレギュラーが起こってあたり前だと自分に言い気かせています。
それにしたって、この数か月は信じられないような日々の連続でした。
想定外の連続、理解のできないことの連続、信じられない事の連続で心も身体も擦り切れる想いだったのです。
睡眠もあまりとれませんでした。身体はくたくたなのですけど、悪夢なのか、悪いイメージなのか、うなされることが多く、気づくと汗びっしょりになっているのです。汗
ですが、倒れるわけにはいきません。
そもそも、代理の人間がいませんし、仕事のクオリティとしても、代理が務まるなんて私の小さなプライドが許さないのです。笑
とにかく、最後まで走り抜けることができただけでも本当によかったと思っています。
「これで全部終わった」とわかった瞬間、あらためて「解放感」という言葉を理解できましたね。笑
解き放たれるってこういう感覚なんだと思います。
その反動で、押し込めていた何かが吹き出すように、身体に反応が出てきたのです。
帰宅すると、スーツも着たまま、何もかもそのままの状態でベッドへ倒れ込んでしまいました。こんな経験は初めてです。汗
どっと出る疲れの原因は?
わたしは自覚をしていたものの、ものすごく疲れていたのだと思います。
その反動で、いまは謎の倦怠感と発熱(微熱)があり、横になりながら書いています。笑
ところが、この「どっと出る疲れ」は侮れないSOS信号だということがわかったのですね。
調べてみると、この疲れの原因には、とても共感できる部分が多かったのです。
1.身体的なストレス
やさしい表現をすれば「疲労」です。肉体的な身体の疲れです。
たくさん歩いて身体が疲れたとか、肉体労働で身体が疲れたとか、いろいろな疲れがありますよね。
わたしはの場合は、肉体労働ではありませんが、目を酷使したり、頭を酷使したり、声が掛かれば駆けつけたりで、疲れるケースが多いのかなぁと思います。
とくに、この数か月は常に4つ、5つのことをグルグルさせながら動いていたので、単細胞なわたしにとっては、頭を酷使していたと思います。
それと、これまでに体験したことがなかったのですが「腹筋が疲れる」と感じることが多かったです。
大きな声で話をすることが、必然的に多くなっていたのだと思います。
2.精神的なストレス
慣れない環境やプレッシャー、人間関係などで感じるストレスのことです。
緊張感とか不安、気が張り詰めているときには、何かしらのストレスを感じてしまうものですよね。
わたしの場合は、同じメンバーと数か月過ごすことになるのですが、本当にここ数年は個人が多様化していることを痛感させられます。
これまでの常識なんて通用しない時代なんですよね。
自分の価値観、自分の正義、自分のペース、自分のスタイル、自分の感覚を大切にするのは良いことだと思います。
ですが、集団の中でみんなが個々に自由にそれを発揮したのでは大変なコトになるのは、誰だってわかることだと思っていたのです。
ですが、それがわからない(知らない・体験したことがない)というケースもあるんですよね。
チームやグループの中で、個人の在り方を尊重しながらも、周囲の人間関係の中で角が立たないように、人を育成するって大変!
それと、まったく意欲を感じられず、自己解決しようともせず、努力も感じられなくても、きちんと一定の出力がだせるように指導するって本当に難しいです。汗
この数か月は、本当に気持ちが休まる時間がありませんでした。
それに伴って、ノルマ未達成の連続になっていたのも悩みの種で、このプレッシャーもい想像をはるかに超えていました。涙
3.環境や気候によるストレス
暑い、寒い、ムシムシするとか、雨が続くなどの気候や、騒音(工事の音、作業の音、足音、話声など)や、部屋の明るさなどの環境もストレスになるそうです。
この数か月は、4月、5月でも寒暖差が大きかったり、猛暑のような日があったりもしましたよね。
たしかに、その頃は体調がすぐれなかったりすることも多いのですが、これって身体への負担になっている合図とも受け取れます。
人間の身体って環境に適応しようとする力があると言いますから、こういうこともエネルギー消費につながっているのだと思います。
4.回復機能や免疫力の低下
「ストレスは万病のもと」って言いますよね。
ストレスが大きくなってくると、免疫力や回復機能が低下するといいます。
眠りが浅くなったり、眠れなくなったり。体調を崩しやすくなったり、胃腸が弱り出したり。
多少のことであれば、病院に行ったりせず、気力でやり過ごしてしまうことが多いのですが、これもカラダのSOS信号です!
リラックスしたり、休養したり、回復するための機能がおっついていない状態だというのですね。
これまで深く考えたことはありませんでしたが、これって、放っておいたら「気力だけで踏ん張れなくなる日がくる」のは当然です。
緊張の糸が切れた瞬間に、どっと疲れがでるのもわかる気がしました。
どっと出る疲れは身体の悲鳴
今回は「どっと出る疲れ」についてお話しました。
ヘトヘト、くたくた、ぐったり、など、疲れ具合を表現する言葉はたくさんありますよね。
ですが、言葉にならなくても身体からSOS信号が発信されていることも多いものです。
どっと出る疲れは、心と身体の悲鳴なのだと思います。
これまで気力で押し切ってしまった反動が、発熱や体調不良として出てきているんですよね。
わたしは体調が優れないものの、仕事の開放感とともに、久しぶりにぐっすり安心して眠ることができましたw
ほんの数日ですが、仕事にもゆとりができましたから、今の内に身体を休めることを優先したいと思います。
みなさんも頑張り過ぎには注意してくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。
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