令和元年は本当に予期せぬことの連続。
沖縄や九州では信じられないほどの雨が降ったり、新潟では大きな地震があったりと、天災が続いていることに不安をおぼえてしまいますね。
今度は関東方面で、記録的な日照不足になっていることが話題になっています。
「何となく天気が悪いしなぁ」と感じていても、日中は十分明るいですよね?それなのに、日照時間が短いってどういうことなのでしょうか。
今回は、日照時間と日照時間が短くなることでの悪影響についてお話します。
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日中は明るいのに日照不足?
雨や曇りの日が続けば、当然、日照不足や日照時間が短くなることが考えられます。
ですが、どんな天気であっても、日中は十分明るいですよね?それなのに、日照時間が短いってどういうことなのでしょうか?
日照時間については、気象庁がきちんと定義をしています。
日照時間とは直射日光が地表を照射した時間です。現在、日照は、「直達日射量が0.12kW/㎡以上」として定義しています。
日中は明るいと感じていても、この条件を満たしていなければ、日照時間として数えられないのですね。
日照不足を深刻に考えたことがある方は、とても少ないと思いますが、これって結構深刻な問題なんです。汗
農作物の育ちが悪くなる
わたしは趣味で植物を育てたりしているのですが、日照不足は深刻な問題です。
環境の変化に強いといわれている品種であっても、育ち方が悪くなったり、形が崩れてしまうようなことが起こるんですよね。
わたしが暮らす新潟県は、もともと日照が短いのですが、それでも日照不足という言葉が聞こえてくる年は、農作物に問題が出やすくなります。
育ち方が悪くなったり、形が悪くなったり、実りが悪くなったりと、農家の方からは落胆の声が聞こえてきます。
当然、野菜や果物の価格は高騰することになりますから、家計へのダメージもありますし、スーパーや飲食関係のお店にもダメージが出てしまいますよね。
日照不足はメンタルにも悪い!
日照時間が短くなったり、日照不足になったりすると、私たちのカラダにも変化が出てきます。
日光浴することで作られるビタミンの話もあるのですけど、それよりも心配なのは、メンタルのバランスを崩しやすくなるという点です。
人間は日光にあたることで、セロトニンというホルモンを分泌します。
セロトニンが不足してくると、気分が滅入りがちになったり、ムラが出やすくなったりすると言われています。
- 気分が落ち込む
- やる気や意欲が出なく
- イライラしやすくなる
- 怒りっぽくなる
- 過食気味になる
- 眠れなくなる
「天気が悪いとなんだか憂鬱になる」というのも、あながち間違いではなく、アンテナが何かを察しているんだと思うんですよね。
秋から冬にかけては、日照時間も短くなりますから、こういった症状が出やすくなるという話をよく聞きます。
もちろん、秋冬に限ったことでなく、日照時間が短い状態が続いてしまえば、いつでも起こり得ることだと思います。
たとえば、夜更かしとか不摂生で日中に寝ていることが多い人は、メンタル不調を抱えやすいというのも、日照との因果関係があるのではないかと思っています。
梅雨バテや夏バテが、テレビなどでも取り上げられていますが、お天気や日照の影響もありそうです。
今日のまとめ
ということで、今回は日照不足と日照時間についてお話しました。
朝日を浴びるとか、ひなたぼっことか、日光浴って、なんだか、現代ではピンとこないような言葉ってありますよね。
ですが、やっぱり生きていく中での大事な知恵って、生活や文化の中に散りばめられているんだなぁと感じてしまいました。
今年は梅雨明けも遅れがちといわれています。はやく、スッキリと梅雨が明けてくれることを祈るばかりですね。
今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。
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