2018年10月からはじめた禁煙。おかげさまで、禁煙して2ヶ月達成することができました!
これまでの喫煙歴にもよるのでしょうが、わたしにはとてもキツくて辛いことが多かったのです。
禁煙をするとは健康のためによいでしょうし、身体の機能も徐々に改善されていくといいます。よいことづくめに聞こえますよね。
ところが、禁煙実践者から言わせてもらうと、禁煙の副作用のように現れる症状があるのです。それは、日常生活に影響がでるくらい深刻だったのですね。
今回はわたしの体験をもとに「禁煙の副作用で苦しんだ7つのこと」についてお話します。
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禁煙の副作用なんておかしい!
たばこを吸わない人からすれば、喫煙が有害で、禁煙は無害と感じますよね。
喫煙は健康を害することもありますし、デメリットが多いのも確かなことですから、できるのであれば、禁煙にチャレンジするべきだと思います。
あくまでも、わたしの体験としてお話しますが、禁煙をはじめてからの2ヶ月間には、禁煙をしたことによる副作用のような症状があると感じました。
「禁煙するのだから、少しくらいの辛さはガマンすべき」と自分に言い聞かせていましたが、それは日常生活に影響がでるほどの深刻さと苦しさがあったのですね。
禁煙の副作用なんておかしい!とお思いになるかもしれませんが、わたしは一概に、そうは言い切れないと実感してます。
禁煙の副作用で真剣に苦しんだ4つのこと。
ここからは、わたしの体験として実感した、禁煙の副作用についてお話します。
禁煙は身体によいことづくめに聞こえますが、禁煙を達成するまでには苦労もともないます。
その中でも、日常生活に影響が出てしまう4つの深刻な症状についてお話します。
禁煙をはじめてから、間もなく出てくる症状と、時間の経過とともに出てきた症状があります。
思い出しながら書きますので、必ずしも初期症状から順番にとはならないことをお許しくださいませ。
1.全身がだるくなる
たばこを吸っていると、息切れがしやくなったり、血行が悪くなったりするという話を聞きますよね。
ですが、禁煙をはじめた初期段階から、全身のだるさのようなものを感じるようになります。
栄養剤のようなものを飲んでも関係なく、とにかく身体がだるくて重かったです。この症状は、それほど長く続くものではありませんでしたが、仕事に出かけるのも、買い物にいくにも、とても大変でした。
2.とにかく眠くなる
禁煙をはじめて少し経つと、とにかく眠いという期間がありました。
夜更かししているわけでもなく、眠りが浅いと感じることもなかったのですが、とにかく、眠くて、眠くて仕方なかったのですね。
日中、仕事をしているときも、人と会っているときも、ごはんを食べているときにも眠気が襲ってきます。
あまりにもひどいときには、帰宅後すぐに、崩れ落ちるように眠ってしまうこともありました。
3.口内炎や吹き出物ができる
これも禁煙をはじめてから気づいたことです。
あきらかに禁煙をはじめてから、口内炎や吹き出物ができるようになりました。食生活が大きく変化する前でしたから、とても不思議でした。
わたしの仕事は、人と話すことが多いので、口内炎はとても困りました。多い時には3つくらい同時にできてしまいましたから、とにかく口の中が痛かった!
4.めまいや立ちくらみが多くなった
もともと、不健康そうと言われるわたしですが、健康診断ではオールA判定をもらうくらいに、健康体です。笑
ごはんもちゃんと食べていますし、エネルギー不足ということはありえません。
ですが、禁煙をはじめてからは、どういうわけか、日中のめまいや立ちくらみが起こりやすくなったのですね。
とくに禁煙をはじめてから1ヶ月。2週目を過ぎたあたりからの方が深刻だったと思います。何度かは「あ。このまま気を抜いたら倒れるな」とわかることもありました。汗
5.気が滅入る。鬱々とする。
禁煙をはじめてからは、突然、気が滅入ってしまったり、鬱々とすることが多くなりました。
考えることも、まとまらなくなってきたり、意欲や士気のようなものは、どうやって奮い立たせたらよいのかも分かりません。
わたしは以前にうつ病になったことがあり、通院や治療もうけましたが、そのときの感覚に近いように感じました。
6.猛烈に甘いものが欲しくなる
禁煙生活の中で3週間前後のあたりからは、猛烈に甘いものが欲しくなってしまいました。わたしの人生の中でも実感したことのないくらい、貪るように欲しくなるのです。
酷い時には、我慢できずに、クリームたっぷりの菓子パンを3つ。プッチンプリン、アイスを2個。これを一度に食べて、ようやく納得できるレベルだったのですね。
人前や人目があるときには、制御できるのですが「今日の仕事は終わり」となった瞬間に、堰を切るように甘いものが欲しくなります。
これには本当にこわくなり、中毒症状、依存症なのではないかと疑ってしまいました。
7.記憶力が低迷。簡単なことが思い出せない。
わたしはパソコンを使った実技指導の仕事をしています。
ですから、自分で操作するだけでなく「人に伝える」ということが、仕事であり、役割になっています。
ところが、禁煙をはじめてからは、本当に困ることが出てきたのです。
- 板書するときに漢字が思い出せない。
- 板書しているときの日本がが成立していない。
- 誤字脱字が多くなる。
- とにかく言葉(単語)が思い出せない。
- あたり前の使い方や操作がわからなくなる。
- いつも会う人なのに名前が出てこない。
- 物忘れがひどい!ひどすぎる!
何も考えなくてもできていたこと、わかっていたことが、突然「わからない」のです。
思い出せないなら、ましなのですが「それが何なのかすらわからない」「自分はどうしたらよいのかもわからない」となってしまう瞬間が幾度かありました。
このときには心底絶望して、このまま何もできなくなるのではないかという危機感を感じました。
現在はだいぶ良くなりましたが、最高に悪かったのは、禁煙をはじめて1ヶ月になる頃かなぁと思います。とても不安な毎日でしたが、少しずつ、ちゃんと思い出せるようになってきます。
初心にかえって、メモをとったり、メモをみながら乗り切った数日間。これは本当にこわかったです。
ということで、今回は禁煙をはじめてから実感した、禁煙の副作用で苦しんだ7つのことについてお話しました。
あくまでも、わたしが個人的に実感したことです。医学的にどうこうという話ではありません。
禁煙を実践されている方、禁煙をはじめた方には、ひとつの参考事例として見て頂けたら幸いです。
身近な人が禁煙にチャレンジしている際には、もしかしたら、こんな体験をしているかもしれません。是非、やさしくしてあげてくださいね。
今回の記事がみなさんの参考になれば、うれしいです。
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