はなのあ流儀

丁寧な暮らしを目指しています。生活の知恵やライフスタイルについてつづります。

お盆前に知っておきたい3つの言い伝え。水にまつわる生活の知恵が馬鹿にできない!

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いよいよお盆の大連休がスタートしました。

令和元年はお盆前に土日が重なりますから、観光や行楽地で楽しむ方も多いと思います。

さて、お盆といえば、亡くなった方やご先祖様をお迎えして供養する期間と言い伝えられていますよね。

ですが、それとは別にわたしの地域(家)では、とても不思議な言い伝えが残っているのです。

今回は「お盆前に知っておきたい3つの言い伝え」についてお話したいと思います。

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お盆と水にまつわる言い伝え

わたしの地域や家には、お盆に関する言い伝えがいくつか残っています。

昔は自分のおばあちゃんや、近所のおばあちゃん達との交流がさかんでしたから、先人の知恵に触れる機会が多かったのですね。

その中でも、とても興味深いのは「水」にまつわる言い伝えです。

科学や技術が大きく発展している現代ですが、決して馬鹿にできない内容が多いように感じています。

むしろ、時代は変わっても、生活の知恵として残って欲しいと願っています。

1.お盆は水辺で遊ぶな

お盆の期間は水辺で遊ぶなというのは、わたしが小さい頃から言われていることです。

お盆期間中はとくに、水辺での事故が必ずといってよいほど起こりますよね。

海はもちろん、川やプールも含めて、この期間中は亡くなった方たちが、水辺に集まるからだと伝えられています。

新潟市近郊の海では、お盆の頃を目安にくらげがでるのも確かです。そのあたりとの兼ね合いで、この言い伝えができたのかなぁとも思うんですよね。

あとは、大人は親戚づきあいなどで忙しいですから、子どもたちだけで水辺に近づかないようにするための戒めの意味もあるかもしれません。

ですが、不思議と水辺での事故が多いというのは事実だと感じています。

2.お盆前に水回りの掃除をしろ

お盆期間の前には「水回りの掃除をしろ」という話もよく聞きました。

お盆にはたくさんの方が、あの世とこの世を行き来します。

そのときに、水回りが汚れていると、悪霊や死霊、獣などのよくないものが集まりやすいと言い伝えられているのです。

とくに、水あか、黒カビなどは、これらの大好物といわれていますから、お盆前には絶対に掃除をしてキレイにしておくべきだというのです。

これは、うすうす感じているのですけど、本当なんじゃないかと感じています。

日常の生活の中でも、自分の気分が滅入ったり、人間関係で苦労したり、何もかもがうまくいかないときって、部屋が散らかったり、水回りが汚れていたりしやすいんですよね。

ですから、暦での行事とからめて、きちんと身の回りの手入れをしなさいという知恵なのだと思っています。

それと、夏場はとくに、水あかや黒カビなどは念入りにやっつけておかないと、雑菌などを含めて繁殖しそう。汗

わたしは良い言い伝えだと思って、毎年、かならず水回りの大掃除を実践するようにしています。

台所、洗面所、トイレ、お風呂場など、暑くて掃除も億劫ですが、清めて良い気が流れるように願いを込めて掃除するのみですw

3.お盆前には悪臭を撃退しろ

これも先ほどの話と重なるのですが、悪いものが集まってくると悪臭がするという言い伝えが残っています。

それと合わせて、悪いものが集まってくると悪臭を発するという話も聞いたことがあるんですよね。

家の中の悪臭がする場所といえば、キッチンやトイレ、お風呂の排水口など、思い当たる場所がいくつかあります。

芳香剤や消臭剤で対処するのではなくて「きれいに掃除をしなさい」というのです。

これも、あながち間違いだとはいえないと思っています。

一番悪いニオイは「腐敗臭」だといいますから、生ごみのようなニオイを含めて、徹底的に掃除をしてやろうと思います。

先日の記事でもお話しましたが、キッチンの排水口の掃除もこれを機会にチャレンジする価値ありだと思いますよ。

文化や風習は大事にしたい

ということで、今回はわたしの地域と家に残っている「お盆前に知っておきたい3つの言い伝え」についてお話しました。

文化や風習は、どんどん多様化していきますし、何の根拠があるのか分からないものもありますよね。

だけど、令和の時代になっても残っているということは、きっと、大事なことだから残っているのだと思っています。

現代のくらしでは、自分の都合を優先しがちですが、守れるものは守っていきたいなぁと感じることができました。

今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。

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