はなのあ流儀

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新元号は「令和」に決定!令和って一体どういう意味?由来や出典元と首相コメントまとめ。

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2019年4月1日、平成に続く新元号が発表されました。

日本中が大注目の新元号はズバリ「令和(れいわ)」に決定です!

レイワと聞いて、まだ、いまいちピンと来ない気もするのですが、どういう理由や由来で決まったのかが大事だと思うのですね。

今回は、忘備録として新元号の「令和」の由来や出典元、首相のコメントを残しておきたいと思います。

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新元号を決めるて大変!

わたしが小学校2年生くらいのときに「平成」がはじまったと記憶しています。

そのときは、友達の家で初めて体験したドンジャラに夢中になっていて、その傍らで「平成」の報道をテレビで見ました。

そのときは、難しいことはよくわかりませんでしたでの「昭和64年が1週間くらいで、平成に切り替わった」くらいにしか考えていませんでした。

ですが、よくよく考えてみると、元号は歴史に残るような大きなことですから、適当に決めるわけにもいかない大ごとだったんですよね。汗

今回の「令和」についても、これからの日本の歴史には残る大きな決定事項になりますから、どういう理由できまったのかについても詳しく聞きたい気持ちがいっぱいです。

「令和」と聞いて思ったこと。

新元号を決めるにあたって、わたしがとても気になったのは「文字」についてのこだわりです。

「過去に使われた文字」「使われていない文字」「一文字を継ぐ傾向にある」というような事をたびたび耳にしていました。

もちろん、過去と同じ元号にするわけにはいかないと思います。ですが、新元号を決めるにあたっては「込める願いや想い」を大切にしてほしいなぁと個人的には願っています。

「元号の文字を決めてから(理由付けの)願いを込めたのか」、「願いや期待を込めて文字を選んだのか」ということを、わたしは聞いてみたいです^^

「令和」出典元は『万葉集』

新元号「令和」の出典元は『万葉集』です。

梅花の歌三十二首の序文に由来しているということなのですね。

天平二年正月十三日に、師の老の宅に萃まりて、宴会を申く。

時に、初春の月にして、気淑く風ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。

加之、曙の嶺に雲移り、松は羅を掛けて蓋を傾け、夕の岫に霧結び、鳥はうすものに封めらえて林に迷ふ。庭には新蝶舞ひ、空には故雁帰る。

ここに天を蓋とし、地を座とし、膝を促け觴を飛ばす。

言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く。淡然と自ら放にし、快然と自ら足る。

若し翰苑にあらずは、何を以ちてか情をのべむ。詩に落梅の篇を紀す。

古と今とそれ何そ異ならむ。宜しく園の梅を賦して聊かに短詠を成すべし。

令月は「何事をするにもよい月。めでたい月」という意味があります。

令の文字だけをみると「命令」「政令」のようなイメージがありますが「めでたい」の方の意味を込めているんですよね。きっと^^

安倍晋三首相のコメント

安倍首相が発表したコメント何度も聞いて書き起こしてみました。少し聞き取れない部分と、入力が間に合わなかった部分もあるですが、記念に残しておきたいと思います。

新元号の「令和」に込めた願いや想いの部分がきちんとお話されていました。

 

本日、元号をあらためる政令を閣議決定いたしました。

新しい元号は「令和(れいわ)」であります。

これは、万葉集にある「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」その文言から引用したものであります。

そして、この「令和」には「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められております。

万葉集は1200年あまりまえに編纂された、日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌がおさめられ、わが国の豊かな国民文化と、長い伝統を象徴する国書であります。

悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく。

厳しい寒さの後に、春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人一人の日本人が明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、その願いを込め「令和」に決定いたしました。

文化を育み、自然の美しさを愛でることができる平和な日々に、心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ち溢れた新しい時代を、国民のみなさまと共に切り拓いていく。

新元号の決定にあたり、その決意をあらたにしております。

大きく動く予感!

いよいよ日本が大きく動き出すような予感がしています。

4月1日はエイプリルフールでもありますが、この発表に込めたことがウソにならないことを願っています。

来年、2020年の東京オリンピックに向けて、世の中は大きく動き出しそうな予感がしています。

これからの時代がどうなっていくのか、楽しみにしたいと思います。

今回は、新元号の発表と、その由来や込められた願いについて紹介しました。

この記事は、自分自身と読者さまへの忘備録として残しておきたいと思います。

今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。

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