一日の疲れをとるには、ゆっくりとお風呂につかるのも効果的ですよね。
ふだんはシャワーで済ませている私も、ときどきは湯舟にゆったりと浸かってリフレッシュしています。
ところで、お風呂の温度は何度が適温なのでしょうか?
わたしは大人になってから気づいてビックリしたのですが、それぞれのお宅で設定温度が全然違っているものなんですよね。汗
入浴を上手に利用すると、ストレス解消やリラックス、疲労回復などの効果が期待できます。
今回は、お風呂の温度と入浴効果について、適温は何度なのか調べてみた結果をお伝えしたいと思います。
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我が家は昔から42度設定だった。
わたしは小さな頃から、お風呂の温度は42度と決められていました。
どういう理由でそうなったのかは関係なく、親父が熱いお風呂に入るのが好きだったからなのだと思います。
ですから、入るときは「熱っ!」「ぶっぺぇ~っ」と声が漏れてしまうことも、毎日の習慣となっていたんです。
ですから、温泉などに行ったときには「熱めのお湯です」と書かれているお湯で丁度よいくらいなんですよね。
ところが、友達とお風呂の温度の話になったときに、設定温度が全然違うことを知りました。汗
意外と多かったのが36度とか、38度とかだったのですね。
わたしにしてみれば「そんなにぬるいお湯に浸かっていたら風邪をひいてしまう」と感じてしまいます。
こんなやりとりをきっかけに、お風呂の温度を何度が適温なんだろう?と思ったのです。
42度のお風呂で体感していたこと
実は家族には言えませんでしたが、42度のお風呂にはいっていると、具合の悪い事がいくつかありました。
- お風呂に入ると逆に疲れる。
- 体調が悪いときには湯あたりしやすい。
- メチャクチャ目が覚める。覚醒する。笑
わたしは、大人になってから、半身浴などの文化にふれましたから、リラックスとか癒しというよりも「気合いの必要な作業のひとつ」と思っていたくらいです。
ですが、調べてみると、お風呂の温度設定によって、得られる入浴効果が違っていることがわかりました。汗
今までは、お湯の温度なんて、熱いのが好きか、ぬるいのが好きか程度の問題だと思っていたのですが、そういう問題ではなかったのです。
お風呂の温度で得られる効果がちがう。
お風呂の温度(お湯)は、何度が適温なのでしょうか?
これは、設定温度で得られる効果から考えてみてもよいと思います。
まずは、ざっくりと概要をまとめてみますね。
1.38度くらいまで
身体への負担が少なく、筋肉の疲労もやわらぎます。リラックスするのには丁度よい温度といわれています。
わたしは、かなりぬるく感じてしまうので、体感的に温浴効果を感じられないことが多いです。
2.38度~41度くらい
副交感神経が活発になる温度。服交感神経は、リラックスしたり、安心、休息するときに活発になるといわれています。
脳も心もリラックスモードですから、ストレス緩和や筋肉疲労も和らぎます。胃腸などの活動は活発になります。
3.42度以上
交換神経が活発になる温度。交換神経は、運動するときや戦闘態勢に入るときに活性化するといわれています。
脳は興奮した状態になり、身体も心も活動的になります。新陳代謝が促進されて、そういう意味で回復効果も高まります。
さてさて。
こうなってみると、わたしが昔からすり込まれていた42度というのは、お風呂で身体が活性化して、臨戦態勢がととのいますから、安らぐ温度ではなかったということですよね。笑
お風呂で逆に疲れるとか、湯あたりしやすかったりというのは、疲れているところに負担の大きい活性効果をかぶせてくるのですから、そりゃあそうなるわなぁ・・・という感じでしょうか。
身体が芯から温まる温度、ゆっくりと温まる温度というのは、38度~41度くらいなのだそうです。心も身体もリラックスして、ストレスを緩和・解消できるのはこの温度になりそうですね。
もちろん、入浴剤を使うのもリラックスや疲労回復には効果的ですよね。入浴剤の効用だけでなく、香りや色味を楽しむのもありです。
わたしは「バブ」を使っているのですが、お湯の中に落とした瞬間からの炭酸がシュワシュワ出てくる感じがたまらなく好きなんです。
あの泡にあたると、なんだか身体に良い効果が出てくるような気がして、腰やヒザや肩などに当てまくりです。泡を見ているだけでも無心になれてリラックスできるんですけどね~。笑
ということで、今回は、お風呂の温度と適温についてお話しました。
いまはお風呂のお湯もきちんと温度管理できるようになりましたよね。
湯舟につかるとき、どの温度が好きかだけでなく、温度による入浴効果の違いにも注目すると、もっとお風呂を楽しめるようになるかもしれませんよ!
今回の記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。
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