はなのあ流儀

丁寧な暮らしを目指しています。生活の知恵やライフスタイルについてつづります。

65歳のSOS!「タブレットの上の方に変なのが出た」は本当に見たことのない異常だった。

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65歳でタブレットデビューをした父。これまでにスマホも触ったこともないのですが、毎日少しずつ上達しています。

そんな父からSOSが入りました。「タブレットの画面の上の方に変なのが出た」というのです。

この手のやり取りは、これまでにも頻繁にあったので「どうせ、いつも大したことでもないの事だろう」と思っていました。

ところが、あまりに何度も連絡がくるので様子を見に行ってみると、わたしも見たことのないような事態になっていたのですね。

これは、本当に珍しいトラブルだとおもいます。

今回は「タブレットの上の方に変なのが出た」の様子を画像つきで、そして、購入店に持ち込んだときの予期せぬ二次災害についてお話します。

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「変」「おかしい」のSOSは侮れない!

こどもから大人まで、普段の生活の中で異常や異変に気付いたとき、誰かにそのことを伝えようとすると「変になった」「おかしくなった」と表現することが多いものですよね。

「物事を伝える時には具体的に」というのは、筋は通っていますが、とっさに出てくること(表現)ではないと思っています。

わたしは昨年のクリスマスに父にタブレットをプレゼントしました。

父の切なる願いを叶えてあげたいと思って、喜んでサンタになることに決めたのですね。笑

タブレットに初挑戦の父は、日々練習を重ねて、写真を撮ったり、動画を撮ったり、LINEも上手にできるようになりました。

いまでも十分、トンチンカンなことも言っていますが、定年退職後のひまつぶしには大きな楽しみのひとつになってくれたようです。

ところが、ちょっとした事やわからないことがあると、そのたびに連絡が来て、わたしは実家に車を走らせるという生活を送っています。

これが、想像以上にエネルギーを使いますし、正直、めんどくさいと感じてしまうこともあるんですよね。笑

ですから、今回のキーフレーズ「タブレットの画面の上の方に変なのが出た」というのも「いつもの小さなつまらない事だろう」と思ってしまったのです。

ですが「広告とかとは違うと思うけどなぁ」というので、様子を見に行ってみると、これは本当に珍しい事態になっていました。

「変」「おかしい」の表現を軽んじてはいけません。汗 本当に「変」なことになっていることもあるんです。

画面内部の部品が垂れ下がってきた。

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上の写真が父のタブレットに起こった珍しい事態の様子です。

ちょっと、わかりにくいかもしれませんが、タブレットの画面内部の何かが、上から垂れ下がるようになっているんですよね。

操作をするときに支障があるかというと、そうでもないみたいなのですが、明らかに変です!

これは何とかしてあげないといけませんよね。

もちろん、わたしの手元には保証書を残してありますから、購入店に持ち込んで相談することにしました。

ところが、ここで予期せぬ二次災害に遭遇することになったのです。

修理は無料でしてくれるけど…

タブレットを購入店に持ち込むと「保証期間内なので修理は無料」という運びになりました。修理不可な場合は新品と交換になるそうです。

ところが、ここで問題点が2つ出てしまいました。

  1. 中のデータは消えてしまう
  2. 修理には2週間以上かかる

どちらも想定されることですよね。まぁ仕方ないことだと思っていました。

ところが、この後すぐに、わたしの心は揺らいでしまうことになるのです。

データについては、わたしの勝手な思い込みで「どうせ大したデータなんて入っていないだろう」と思っていました。

ところが、店頭で確認してみると、散歩の途中で撮ったような写真、弟に産まれた赤ちゃんの写真、家族の写真などが入っていたんですよね。

わたしは、タブレットをプレゼントしたときに「家の中でしか通信はできないよ」と伝えていたのですが、父は確実にタブレットを持って出かけていることがわかったのです。

「それで十分。持ち運んで使うことなんてない」と言っていた父ですが、ばっちりタブレットと行動しているんです。それが何だか嬉しく、微笑ましく思えたんですよね。笑

この日常のひとコマの写真は「消えて良いデータではない」と思えてしまいました。汗

それに、このタブレットは父の生活の一部として立派に機能していることもわかったんですよね。

そう考えると、2週間以上とりあげられてしまうなんて、父はショックを受けるだろうと考えたのです。

そこで、修理は一旦、断念することにしました。もっと、できることがあるかもと無い知恵を絞り出すことにしたんです。

ラッキーが舞い込んだ!

修理に出すのは仕方ないとしても、その前にできることをしようと思いました。

データは可能な限り、バックアップをとることが出来ます。こちらは問題なし!

ところが、難しいのは「修理期間中の代替え機」を用意できるかどうかとう点なんですよね。汗

何か良い方法は無いものかと、自分の部屋で考え込んでいると、ふと思い出したのです!

先日のリビングの断捨離をしているときに、使わなくなったタブレットを1台発見していました!!

数年前に購入して、2年前までは現役で頑張ってくれていたNexus7(2013)です。

スマホを使うようになって封印していましたが、2年ぶりでもきちんと動いてくれました!これは天の助けだと思います。ラッキーすぎ!

衝動に駆られて決行した断捨離が、こんな場面でプラスに働くなんてツイてるわぁ~♪

父には事情を話して納得してもらい、代替えタブレットで過ごしてもらうことしました。写真もとれるし、LINEもできますから、不便はないと思うんですよね。

これでとりあえず安心して修理に出すことができそうです。

最後に。

ということで、今回は父のタブレットについてのお話でした。

それにしても、内部パーツが垂れ下がってくるなんて、考えたこともありませんよね。汗

むしろ、何のパーツなのかも聞かせてもらいたいくらいです。(お店の人もわからないということでした。汗)

「変になった」「おかしくなった」は、具体的に表現できないことや、わからないことを伝えようとしている可能性を秘めていますよね。

聞いた側は、自分勝手に判断しないで、きちんと聞いてあげることが大切なんだなぁと実感した一日でした。

今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。

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