オール電化の物件を選んだわたしは、入居日当日に最悪の事態に遭遇しました。
お部屋のブレーカーをオンにすると、給湯システムの操作パネル(リモコン)にエラー表示が出ていたのです。
管理会社の方の立会いの段階で異変に気づいたのですが、その時の説明は「電源をいれたばかりだから」とのことでした。
しかし、説明書等で調べてみると「修理依頼をかけてください」に該当するエラーコードだったのです。
今回は、わたしがオール電化の給湯器故障で修理依頼したときのエピソードと修理費用についてお話します。
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オール電化は給湯を含めてすべて電気。
オール電化物件の生命線は「電気」です。すべてが電気で管理されていて、電気がなければ生活ができないという難点があります。
もちろん、お風呂やキッチン、洗面台でお湯を使いたいときも、電気で管理された給湯システムを使ってお湯を出すしかないのですね。
それなのに入居当日に自分では対処しようがないエラー表示がでてしまうなんて、引越しのきっかけになった事件のことを含め、すべてが忌々しく思えてきました。
仕方なく管理会社の方に修理依頼をかけていただいたのですが、すぐに来ることはできないということで、当日の21時頃に来ていただきました。
オール電化の給湯器自体は壊れていなかった。
修理の方が来てくださったのは夜。あたりはすっかり暗くなっていました。
運の悪いことに給湯器の本体は屋外の建物裏にあり、そこは外灯もないような真っ暗な場所まのです。
修理担当の方には何の罪もないのですが、本当に面倒なお願いをしてしまったと、何だか申し訳ない気持ちになっていました。
一人でこられたので、部屋の中と屋外を、何度も行ったり来たりして額には汗が。私の部屋は2階なので、階段の往復も一苦労です。
ですが、結論としては、給湯器自体は壊れていないということで、業者の方も一安心だとおっしゃっていました。
給湯器自体が壊れていると、修理に時間がかかったり、交換になったかもしれないということです。
ここで、ちょっと面白いお話を聞くことができました。
アパートやマンションなどは、コストを抑えるために一般的に出回っている規格とは違ったもので設備を整えることがあるのだそうです。
同じ規格のものが出回る時期であれば、修理の部品なども手に入るそうなのですが、修理用のパーツや本体などは、基本的に在庫などは残らないように生産されるんですって。
だから、数年経ってから修理依頼でよばれても「交換」というしかないことが多いという、業者の方あるあるを聞くことができました。
あー。やっぱり、世の中っていろいろな裏事情があるものなんだなぁ~。
給湯器のエラーは室内リモコンからの通信エラーが原因。
わたしの部屋で起こった給湯器のエラーは、室内リモコン(操作盤)からの通信エラーが原因ということでした。
室内リモコンからの貯水管理や給湯管理ができなくなっているというのですね。
これは本当に大問題なんです!
わたしの部屋の給湯器は「お湯を沸かして保温する」というシンプルな装置なのですが、その作業を深夜帯でのみ行ってもらわないと困るのですね。汗
現状では、それが管理できなくなっているということです。
オール電化の物件は、電気料金のプランが最初から決められていることがあり、わたしの場合は、まさにこれに該当します。
「よりそうナイト8」という電気料金のプランが設定されていて、建物の契約では、このプランを変更せずに使ってもらうようになるとのことでした。
このプランは、日中の電気料金に比べて、深夜帯の23時から朝7時までが、割安になるという内容です。日中は仕事などで家を空けることが多い方、夜に家事をする方にメリットが多いプランですよね。
後々わかったことなのですが、この給湯器がえらく電気を消費するので、割安の時間帯で給湯してもわらないと、電気代が予想以上に高くなってしまいます。
それと給湯器の温度設定も大切ですね。
機械は設定温度になるまでお湯を沸かすそうです。わたしは蛇口から出るお湯は最低温度の60℃で十分です。
自動設定にすると80℃になるそうですが、そんなに熱くして、何に使うんだろう?汗
それと、冬場は水が冷たかったり、冷めやすかったりするのか、消費電力量が多くなりがちだという話を聞いたことがあります。
エアコンと同じことかなぁ?冬場は寒いから設定温度に上がるまでフル稼働して電気消費が大きくなるとかっていいますよね。
まぁ、なんだかんだで修理も当日のうちに完了しました。ですが、給湯には時間がかかるということで、その日はお湯を使うことができませんでした。涙
オール電化の給湯器の修理費用はいくら?
今回の給湯器の修理費用は、もちろん管理会社が100%支払ってくれました。
ですが、修理を個人でお願いした場合には、修理費用がいくらになるのかって気になりますよね?せっかくの機会ですから聞いてみました。
そうすると、機種や修理内容にもよりますが、本件であれば15,000円~50,000円くらいになると、答えにくそうに教えてくださいましたよ。笑
本当は口止めされているんですよね。だけど、人がよさそうな方だったので聞いてしまいました。
わたしもオール電化の給湯器のことなんて、人生で一度も考えたこともなかったのですが、この物件の給湯器は「給湯専用器」なのだそうです。
じゃあ逆に、それ以外の給湯器って何をしてくれるんだろう?汗 わたしは機械音痴なので、家電とか、こういう機械の話って全然わからないんです。
まぁ、それでも使い方がわかれば生きていけるからいいかぁ~♪
ということで、今回はオール電化物件での給湯器トラブルについて、わたしが体験した故障の原因と修理費用についてお話しました。
オール電化はガス料金がかからないから得になることが多いといいますが、システムが壊れてしまうとお湯すら出せないというトラブルも潜んでいます。
はじめてのオール電化は、わからないことがいっぱいですが、きっとメリットがあるはずと信じて、これからもぼちぼちやっていきたいと思います。
今回のお引越しは、人生で最高にトラブル続きでした。ここまで十分に色々あったと思うのですが、入居日のトラブルはまだまだ続くのでした。
今日の記事がみなさんの参考になればうれしいです。
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