8月に入ると、中高生などは夏の大会で大忙しですね。
運動施設や体育館などは連日、大賑わいで広い駐車場の大混雑です。
わたしは新潟市の体育館で週に3回、スタジオレッスンを受けているのですが、スタッフの方から注意喚起の声掛けを頂きました。
連日の猛烈な暑さで救急車騒ぎが続出しているというのです。
熱中症が大半ですが、中には「水中毒」で緊急搬送された方もいるというのですね。
今回は、熱中症対策がまねいた水中毒の症状と対策についてお話したいと思います。
スポンサーリンク
異常なほどの猛烈な暑さ
2019年の暑さは尋常ではありません!新潟県内でも39.9度を記録した地域が出てしまいました。汗
昨年も暑かったのですが、それでもクーラーをつけずに、お盆前くらいまではギリギリしのいでいた記憶があります。
ところが、今年はは異常!
座っていても、横になっていても、めまいがしてきそうなほど暑いです。さすがに、どんくさい私でも命の危機を感じて、早くから冷房を使うことにしました。
それと、今年に至ってはこれまでに経験したことのない事態が、わたしの部屋で起こっています。
お皿などを洗った後に、水切りカゴにいれておいたのですが、日中の仕事から帰ってくると、お皿が異常に熱くなっていたのです。汗
ほかほかではありません!「アツっ!」と思わず手を放してしまうくらいだったんです。
キッチンは日当たりなんてありませんから、日光浴で熱々になったわけではありません。これは、きっと人知を超えた何かが起こっているに違いないと思っています。汗
夏の運動施設は危険がいっぱい!
さて、連日の猛暑で「熱中症」という言葉は、耳が痛くなるほど聞いていることだと思います。
ですが、先にお伝えしておきますね。
熱中症は本当に危険!そして「自分は大丈夫」と思っている人が一番危ない!!
以前にもお話しましたが、熱中症は直射日光に当たっているから起こるのではありません。むしろ、室内や屋内で発症することも多いのです。
このことについては過去記事でもとりあげていますから、是非、ご覧になってみてくださいね。
熱中症対策としては、適度な水分補給が欠かせません。そう考えるのは普通だと思うんです。
ところが、暑さでの体調不良で救急車を呼ぶことになった人すべてが熱中症ではないというのですね。中には水分補給が原因で「水中毒」になるケースもあるのです。
水中毒の症状とは?
水中毒なんて、聞いたことがないという方もいらっしゃいますよね。
「水が悪くなっていて、食中毒になった」というのとは全然ちがいます。食あたりとか、そういうものではありません。汗
水中毒は過剰な水分摂取で起こるといわれています。
人は1日に2.5リットルの水が必要なんて話をよく聞きますよね。だからといって、一度に飲んで補給するのではありません。一日の生活の中で、少しずつ摂取すればよいのです。
ですが、暑さが絡んできたり、環境によっては、汗もかきますから水分の摂取量も多くなることが考えられますね。
だからといって、水だけ、水分だけを取ればよいとことではないのです。
水分だけを大量にとってしまうと、体内の塩分濃度が低下しすぎてしまったり、体内の電解質のバランスが崩れてしまったりします。
場合によっては命に係わることもありますから、油断ならないのですね。
水中毒で起こりやすい症状は次のとおりです。
- めまい
- 頭痛
- 吐き気
- だるさ
- 意識障害
パッと見た感じは、熱中症の症状ととてもよく似ていますよね。
体調不良を感じている本人も、係わっている周囲の人も、熱中症なのか水中毒なのかは判断がつかないと思います。
ですが、どちらも生命の危機にさらされることがありますから、早くに専門家に連絡をすることが大切ですね。
水中毒の対策は?
暑さ対策、熱中症対策での水分摂取をするときには、水分だけを補給すればよいというわけではありません。
水分と同時に適度な塩分と糖分も必要なのだそうです。
ですから、スポーツ飲料やスポーツドリンクなどが最適です!
スポーツ飲料には、塩分や糖分が適度に含まれています。風邪などで身体が弱っているときにも飲んだりしますよね。
がぶ飲みするのは問題があるでしょうが、運動中や応援中、観戦中などには、是非、備えておきたいものです。
それと、経口補水液もよいそうですよ。
経口補水液はスポーツ飲料よりも、より塩分や糖質などの吸収がしやすくなるようにつくられています。
わたしも万が一に備えて家に常備しています。ですが、お世辞にも美味しいとはいえない飲み物です。笑
体育館での水中毒は、まさに、暑さが原因で過剰にお茶や水をがぶ飲みしたことが原因だったそうです。
わたしが若かりし頃は、塩分や糖分は「ノドが渇く原因」なんて言われていましたが、すべてが悪のように考えたり、排除したりするのは問題がありますよね。
なんでも偏り過ぎるのはよくありません。バランスが大事なんですね。
ということで、今回は熱中症の対策から発症してしまった、水中毒についてお話しました。
お盆もそろそろ終わりになります。暑さはまだまだ続きそうですが、体調管理には十分気をつけて過ごしたいものです。
みなさんも、熱中症や水中毒に気をつけてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。
スポンサーリンク